U and H YONEZAWA FZEは、持続可能な原材料の調達の取り組みの一つとして、2019年7月12日、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟しました。

 

 パーム油は、アブラヤシの果実から得られる植物油です。生産性が高く、世界の食糧需要の増加に貢献しており、食品・日用品・化粧品など、幅広い商品に使用されています。一方、気候変動への脅威、生物多様性の喪失、労働者や子どもの権利侵害など、多くの課題を抱えた状況で生産されているという現実があります。

 U and H YONEZAWA FZEでは環境に配慮したパーム油の調達が大きな課題と認識されてきている中で、RSPO認証油の調達・利用を通じ、環境への影響低減や持続可能な社会づくりに貢献いたします。

RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)とは

 RSPO:Roundtable on Sustainable Palm Oilの略称。

アブラヤシ農園の急速な拡大による環境への影響を配慮した声が世界的に高まってきたことを受けて、世界自然保護基金(WWF:World Wide Fund for Nature)を始めとする関係団体が中心となり、2004年に設立されました。RSPOの目的は、持続可能なパーム油の生産と利用の促進です。RSPOは非営利組織であり、パーム油産業に関わる7つのセクター(※)の関係者の協力のもとで運営されています。

※(パーム油の生産、搾油および貿易、消費者製品製造、小売、銀行および投資会社、環境NGO、社会・開発系NGO)